|
ジュート繊維からは、次のような環境保全適合品、都市型防災品が作られています。
|
| ● |
導火線
|
|
ジュート繊維のもつ毛羽は、火薬の抱合性に優れ、黒色火薬を均一に包み込むことができます。
|
| ● |
畳表糸
|
|
畳表のたて糸用として使用されているジュート糸は、伸度が少ないため、優良な畳表を製造することができます。
|
| ● |
自動稲刈り機の結束用ひも
|
|
伸びる度合いが小さく結束性に優れています。稲刈り後、放置しても土中で醗酵し、バクテリアによって完全に
分解されるので無公害であり、また、粉砕して肥料にすることもできます。
|
| ● |
カーペット基布
|
|
1945年アメリカのテネシー州で生まれ、今では世界のカーペットの生産量の74%を占めている
タフテッドカーペット裏地の基布として使用され、ボリュームがあり、保温性と寸法の安定性に優れています。
|
| ● |
バッグ
|
|
日本ではまだあまり見かけませんが、焼却処分しても有害な物質は一切出ない等環境に大変優しく、
しかも強くて丈夫なので、世界各国ではショッピングバッグとして広く利用されています。
また、穀物や砂糖を入れるジュートバッグとしても使用されています。
|
| ● |
都市型防災品
|
|
新しい用途開発
現在新しい用途も開発途上ですが、紙パルプの代替として壁紙用特殊紙、崖などの崩落防止用としての植生網(均一化した植生が可能)、緑化資材として植木の根の包装材(根まきテープ)、樹木を保護する幹まきテープ、樹木を痛めない麻なわなどがあり、主要な用途になっています。 また、米袋に使用されたジュートバッグ(「ドンゴロス」ともいいます)は、さらに雑草防止用、ベッドの緩衝材などに再利用され、そのまま土地に帰すことができます。まさに「大地に生まれ使用後は回帰する」天然素材で、最近ではその「自然」に近い色合いが好まれ、インテリア・婦人用のカジュアルシューズなどにも使用されています。
|
| ● |
国際ジュート機関の事業
|
|
日本では1986年以来、途上国の産業発展のため、ジュート製品の市場振興を行ってきました。
開発途上国が根本的に貧困から抜け出るためには、自らの力で自国の経済発展を促すことのできる底力を蓄積させることがきわめて重要であると考えられます。 このためには、途上国がこれまで発展させてきた自国の産業を自助努力によって更に発展させることが理想的であります。 また先進国がこうした途上国の自助努力に対し、最新知識と合理的設備を段階的に供与するような援助の在り方が望まれます。
したがって、先進国は、途上国が自らの手で開発を進めているプロジェクトに対し、資金または技術協力をすることによって、「急がば回れ方式」で着実な成果があげられます。このような考えから、日本は、政府開発援助(ODA)の一環として、これまで国際ジュート機関が実施する事業に対し、積極的に支援を行ってきましたが、その効果は一般に考えられる以上に大きく、今後も引き続きこうした貢献を行うことが期待されています。
|
| ● |
街の防災用品 土のう(吸水性簡易土のう)
|
|
土がなくても水さえあれば!!「水を吸って膨らみ、重みを増す」力を応用したもので、緊急な回し水対策、吸水作業に使われています。
麻袋ですから、使用後は、焼却処分が簡単です。
|
|
|