| ▼ 産地と栽培 |
|
リネンは、亜麻科の一年草で、原産地は小アジア地方といわれていますが、現在の主産地は、比較的寒い地方が多く、主にフランス北部・ベルギー・ロシア・東欧諸国及び中国地方です。 |
![]() 亜麻(リネン)の花 |
| ▼ リネンの歴史 | |
![]() |
人類が亜麻(リネン)を使い始めて1万年になります。考古学者によれば、紀元前8,000年頃より世界文明発祥の地チグリス・ユーフラテス川にリネンは芽生え、人類最古の繊維と言われております。 古代エジプトでは、リネンは ”Woven Moonlight(月光で織られた生地)”と呼ばれ、広く神事にも使用されていました。 ギリシャ人や、ローマ人の間では、上質で純白なリネン(亜麻布) が、重宝されていました。 聖書の中にも記されている繊維として、18世紀頃はとくに多くの生産高を示しており、世界文明の発祥の地、小アジア・エジプト地方で芽生え、人類最古の衣料としてヨーロッパに長い歴史を築きあげ、現在まで衣料のファッション素材としてもその伝統を誇り続けています。 |
|
|
|
| ▼ 語源 | |||
|
Linenはラテン語名Linum〔亜麻)を語源としております。リネン(Linen)を語源にもつものについて若干紹介してみましょう。 |
|||
| ▼ リネンの特徴 | |||
![]() 亜麻(リネン)は、通常、植物体からスライバーまでをフラックス(Flax)と呼び、糸及び製品はリネン(Linen)と呼ばれています。 亜麻科に属する一年生の草木で、草丈は100日内外で80〜120cmに伸長し、茎の直径は1.5mm内外、梢部は分枝して先端に花をつけます。花は五弁の可憐な花で、色は紫または白が普通ですが、青やバラ色のものも見られます。 種子は、扁平で長卵形、長さ4〜6mm、幅2〜3mm、厚さ0.8〜1mmで、千粒量は3.5〜5g、1Lの粒数は16〜17万個です。 繊維は、茎の靭皮部ペクチン等のガム質によって融着され、 短繊維は多角形の細長いプリズム状で、両端に向かって漸次細まり、先端は尖っています。細胞壁は、厚く、中空孔(ルーメン)がありますが、他の靭皮繊維に比べ小さくなっています。 繊維の太さは、茎の性状や部位によって異なりますが、通常その幅は23ミクロン(13〜31ミクロン)、長さは20〜30mmで、この様な短繊維が分枝によって10〜45個連結して、網目状の緩やかな繊維束を形成しています。しかし結合の度合いは、品種、育成条件、茎の部位等によって異なります。 |
|||
| ▼ リネンの文化と特性 | |||
|
ヨーロッパにおいては、本物だけを愛するという伝統がありますが、その長い歴史の中で、リネン文化といわれるものがあります。 例えば、「ホームリネン」といえば シーツ、ピロケース、パジャマ、バスタオルなどを指し、「テーブルリネン」といえば、テーブルクロス、ナプキンなどを指します。このように リネンは、豊かな心地よいライフスタイルに欠かせないものとして、生活に密着しているのです。これは リネンが数々の素晴らしい魅力を備えた珠玉の天然繊維だからです。
●お肌に、心に優しい素材で |
![]() |
![]() |
| リネンのテーブルクロス | リネン製品 |
……もっと
リネン について……
帝国繊維株式会社にアクセスできます。